川面の群落
浜松市の中枢を流れる馬込川の支流の貉川は、季節ごとに様々な顔を見せてくれる。
ところが、最近の豪雨はそんな穏やかな顔も、恐ろしい形相に変えることがある。
梅雨が明け平穏に戻った川筋には、再び季節の草花が咲き乱れている。
一駅、電車に乗るのをやり過ごし、川沿いに次の駅まで歩いてみる。
花よりも草丈のほうが高く、見上げれば畑の栗の木が青い実をつけている。
背伸びして川筋を覗いてみると、オレンジ色の大きな花をつけた群落が輝いていた。
花の名は知らない。
帰宅後、調べてみると「ノウゼンカズラ」と呼ぶらしい。
ハイビスカスにも似て、確かに大きい花で蔓に咲く。
生き生きとした群落の花は川面に達しそうだ。
水を必要としているのか。
この暑さでは仕方がない。
燦々と照る日差しの下で、自分も、のどの渇きを覚えた。
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