続闖入者
またしても、頭上で不審な物音がする。
前回よりは優しいガサガサだ。
ビニールハウスは入り口の下部1/4を開けてあるためか、時々侵入者がある。
前回はキジバトであった。次はカマキリ、そして今回はシオカラトンボ。
夏休みに入り昆虫は子ども等の人気の的。
できれば捕まえて持って帰りたいが、相手も必至、そう簡単には捕まらない。
以前、クロアゲハが入ったときは、捕えようと帽子で追っかけ回した。
勢いあまり、帽子はビニールハウスに穴をあけてしまった。
その教訓で、無理をしないことに決めた。
すると、昆虫もさるものでその様子がわかるのかハウス内を自在に飛び回る。
やがて天敵が現れれば勝手に出ていく始末である。
ビニールハウスの侵入者と人間との攻防はこうして続くのだ。
そのたびに人間にとっては再び老人力がついてきたかと試されている。
翌日腰が痛いのはこのためであった。
| 固定リンク | 0
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- おどる胞子たち(2023.01.31)
- 初めてのお参り(2023.01.13)
- 冬紅葉の浜松城公園(2022.12.04)
- 鯉が飛んだ(2022.12.01)
- 旧鈴木家屋敷がカフェに(2022.10.24)
「写真」カテゴリの記事
- おどる胞子たち(2023.01.31)
- 鯉が飛んだ(2022.12.01)
- 神の中に梅の花(2022.03.01)
- 足元の世界に視点を置く(2021.07.10)
- ゴマダラカミキリムシを飼う(2021.07.06)
「家庭菜園」カテゴリの記事
- パセリに大挙、アゲハの幼虫(2021.10.10)
- 夏の朝(2020.08.12)
- コンニャクイモの出現(2020.08.10)
- シジミチョウ来る(2020.06.23)
- 葱坊主とアゲハチョウ(2020.04.23)
コメント