金山寺みそ
突然、暗雲が来て一頻り雨を降らせた後は、涼しいというより湿度100%の情景となった。
山あいの小さな町である。
この地域では小京都とも言われている遠州森町のこうじ店を訪ねた。
この日は、あいにく目的のものが手に入れることができなかった。
「今日は売り切れです。明日以降なら用意ができています」
と店主は云う。
仕方なく、後日再び訪れて買い求めたのは「金山寺こうじ」である。
わが菜園は、今が夏野菜の収穫真っ盛りで、少しでも保存する方法がないかと思いついたのが漬物である。
かつてどこの家庭でも「金山寺みそ」と称して漬けていた記憶がある。
なす、きゅうり、にんじん、生姜など塩漬けしたものを金山寺こうじと混ぜて、しょうゆ、酒、砂糖で味付け漬けておく。
一週間程度でおいしい夏の漬物が出来上がるはずだ。
早速買ってきたこうじを使い作ってみる。
まさしく自分好みの「金山寺みそ」が出来上がった。
ふと、これ誰が食べるのかな?
年寄り夫婦は必ず食べるが、こどもたちはどうか。
近隣の親戚に配り試作品の試食をしてもらった。
上々の評価を得て、いま、再び作り始めた。(森町風景)
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