赤銅色の月~皆既月食を再現
名月をとってくれろと泣く子かな 一茶
大空に煌煌と輝く満月をとってくれとせがむ児の心境は、無邪気でこの夜の撮影者の心にも共感するところがあった。
1月31日の夜半から欠け始めた皆既月食は、いよいよ赤銅色に輝き地球の影に入っていく。
月が地球に近づいて普段よりも大きく明るく見える満月が「スーパームーン」。
一カ月に二度目の満月が「ブルームーン」。
これに月が地球の影の中に完全に入り込んで赤黒く輝く皆既月食が重なるという天体ショーであった。
天体の撮影には興味もなかったが、撮り始めてみて、ますます「泣く子」の境地である童心に還っていくのかしらと思う。
5分間隔のインターバルタイマーで撮り始め、20数コマの画像は刻々と月の変化を残している。
せっかくの機会なので浜松城と合成を試みることで、この日のスーパーブルーブラッドムーンを再現してみた。
それにしても今日は雨、1日違いで素敵な月との出会いとなった。
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