展示換え
雨が上がると急速に季節が変わっていくのを感じる。
既に早咲きの桜は満開との便りもあり、シャターを押す指の感覚が研ぎ澄まされようとしている。
どこの桜を撮影に行こうかなどと場所や時間に迷っている場合ではない。
とはいえ家の中は未だ雪の写真が飾られ春遠からじといったところか。
玄関に飾られた「鳴沢の滝」は今の新城市作手で10年以上前に撮ったもの。
それなり、自分なりに自慢の一品である。
時期が2月末頃だったから、なごり雪とでもいえば季節的にはおかしくはない。
さてさて次に飾る写真の出番を考えて探していると、丸めておいた筒を発見。
いったいなんだったろうかと開いてみるとポスターである。
山歩きをしていた若いころ山梨県早川町を訪ねたことを思い出した。
以来何度か訪れ、南アルプスのふもとの風景を撮りまくっていたことがあった。
その時に立ち寄ったのが白旗史朗写真館で、このポスターを購入したものである。
ポスターの写真は「間ノ岳から北岳の朝」と記されている。
仕舞ってあったのに色が褪せてきたみたいだが、過ぎた年月は長かった。
見ているうちに再び夏山への想いが湧き上がって来る・・・・
「じいじ、おばあちゃんが早く写真片付けてっていってるよ」
階下から孫の大きな声が催促し、我にかえった。
(鳴沢の滝 冬)
(白旗史朗写真館のポスター)
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