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2018.05.06

馬上の少年

 子どもの節句なのに、近頃は家庭における鯉のぼりが少なくなった。
 新緑の中を赤や黒の鯉が風に乗って泳いでいるのを見ると、ちまきにかしわ餅を思い浮かべた。
 かつて父親が親戚中の男衆とともに鯉のぼりを上げる姿が、懐かしく思うのである。
 しかし、今、多くの鯉が泳いでいるといえば、河原やイベント会場に見受けられる程度。
 写真堂界隈でこどもの日を演出するものにめぐり会うためには、せいぜい近所の菓子屋の「かしわ餅」と書かれたのぼりぐらいのものだ。
 鯉のぼりは郊外に足を運ばなければならない。
 さて3日、五月の鯉のぼりを見にいくことを口実に豊川市へ。
 目指すは砥鹿神社の春の例大祭で、よびものの流鏑馬神事を撮りにいく。
 前日来の雨をよそに開催され馬との対面は数年ぶり、ここには少年の凛々しい姿があった。
 数回乗馬していくうちに、緊張が解けたせいか、少年のしたり顔が笑顔に変わった。
 乗りこなしたとの達成感か、翌日は本番が控えていた。

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