日陰のサイ
この危険なほどの暑さに参っているのは、人間だけじゃない。
動物園の園内ではカンガルーをはじめ猛獣までも、日陰に入ってじっとしている。
豊橋市の「のんほいパーク」では、シロサイのトムが暑さを避けて日陰で立ちすくんでいる。
遠目には草葉の影で見にくかったが、ズームインをしてみればごらんのとおり。
ところで、サイは漢字では「犀」をあてる。
この字を見ていると、しだいにシロサイに見えてくるから不思議である。
漢字の犀は「獣の尻に毛が生えて角のある牛」との意らしい。
それなら「猿」はどうか、クマは「熊」、ゾウは「象」どれをとってもその動物に見えてくる。
漢字はもともと象形文字につき、似て当たり前。
漢字の成り立ちは小学校時代に学んだはずだが、日陰の犀はそんなことにはお構いなく、草を食んではこの日が暮れていく。
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