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2018.07.22

日陰のサイ

 この危険なほどの暑さに参っているのは、人間だけじゃない。
 動物園の園内ではカンガルーをはじめ猛獣までも、日陰に入ってじっとしている。
 豊橋市の「のんほいパーク」では、シロサイのトムが暑さを避けて日陰で立ちすくんでいる。
 遠目には草葉の影で見にくかったが、ズームインをしてみればごらんのとおり。
 ところで、サイは漢字では「犀」をあてる。  
 この字を見ていると、しだいにシロサイに見えてくるから不思議である。
 漢字の犀は「獣の尻に毛が生えて角のある牛」との意らしい。
 それなら「猿」はどうか、クマは「熊」、ゾウは「象」どれをとってもその動物に見えてくる。
 漢字はもともと象形文字につき、似て当たり前。
 漢字の成り立ちは小学校時代に学んだはずだが、日陰の犀はそんなことにはお構いなく、草を食んではこの日が暮れていく。

Sai


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