富貴蘭咲く
我が家で初めてフウランが咲いた。
山野に自生するラン科の小さな植物で、小さな鉢の中で可憐な花を咲かせている。
本来、この花は樹上や岩壁に根を張って、風にさらされながら空気中よ り養分を吸収して生きているのだが、いつのころから栽培品種となった。
蘭の原種とさえ考えられているだけに、小さいながらも蘭科特有の性質を完璧にそなえているという。
自宅にあるのはフラワーセンターで買ってきたものだが、小さくとも堂々と存在感を見せている。
花の名称は 「富貴蘭」と書いて「ふうらん」と読むものもあり、「ふきらん」でも別段気にしない。
もともと「風蘭」といっていたらしいが、江戸時代に風蘭ブームが起こり、新たな品種が誕生した。
金持ちが大金で珍品を求めたところから「富貴蘭」と呼ばれるようになったという。
この花には蘭特有の優雅な花の香りがあるという。
飾り鉢に入れて玄関に置くことにしたので、今晩あたり匂いを確かめてみよう。
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