むしのおんがくかい
まずは自由研究の成果から。
スズムシのメスには産卵管があり、オスには無いこと。
オスは脱皮を繰り返し最後の脱皮(羽化)の時に初めて翅が現れる。
羽化後は4枚の翅を持つが、のちに鳴きやすいように後翅を自分で落としてしまい、前翅をこすり合わせて鳴き声を響かせる。
メスは鳴かない。
鳴き始めは先月の15日、この夜は6時45分ごろになると鳴き始め、早朝の8時30分には止んでしまった。
それが1週間ほど続いたら昼間でも鳴いていることがあった。
最近では日中でも、よく鳴き夜の鳴き声は一段と高く澄みきっている。
飼育箱の置き場所が鈴虫にとって最適であったのかもしれない。
飼い始めたころ幼虫であった鈴虫は、やがて脱皮して成虫となったが、いつから鳴きだすのか期待と不安だらけであった。
そのうち10匹いたはずの虫が1匹減り又1匹と飼育箱の中で消えていった。
現在8匹が元気に餌を食んでいるので、今晩も「りーんりーん」という合唱が家じゅうに流れることだろう。
入浴の時には窓を開けることにした。
秋の虫たちの声がよく聞こえるからだ。
同時に鈴虫の飼育場所の窓を開けておくと戸外までその声が響くので、風呂場の窓を開けておけば他の虫たちとの混成合唱となる。
声の主は専らコオロギだが、今年はこの中に鈴虫の声が重なって、いたって心地よい。
癒されているといっても過言ではない。
虫かごを買ったことがきっかけで自由研究がはじまり、今や「むしのおんがくかい」を楽しんでいる。
毎日、畑の野菜をせっせと与えるご主人様の功労もあるが、これが趣味となったのだから讃えること不要である。
鈴虫と虫たちのオーケストラの演奏はいつまで続くのやら、顛末はあとのお楽しみというところかな。
・・・・自由研究はつづく。
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