おどるポンぽコリン
私事だが、日曜日は町内運動会のお手伝い、翌日は写真展のかたずけ、今日は胃カメラ健診と朝から憂鬱だった。
ホンネを云えば、ここ数日は心の置場所がなかった。
町内運動会は昨年雨で二度延期した挙句に中止となったが、今年は開会できると思っていた矢先の前日午後土砂降りの雨となる。
またしても延期かと思いきや、夕刻には虹が立ち良い予感を感じさせた。
だが当日の早朝電話が鳴る。
中止はしない、開会時間を遅らすと。
写真展かたずけ後は写真の整理をしようと、プリンターのボタンを押す。
しかし、稼働せず呻るだけだ。
胃カメラは大人の小指ほどの太さのスコープを鼻から入れて操作する医師の一言一言に一喜一憂する。
空腹に耐えて自宅に戻った時にはくたくたで、さすがに歳には勝てないと思った瞬間であった。
妻の声が家中に響いている。
「いいものが入っているわよ!」
なんのことかと思ったら、買い物袋の中から、おまけが出てきた。
プリンタのインクを買ってきたのを忘れていた。
買い物袋にはインクのほか、ちびまる子家族の描かれた真っ赤なタッパーが入っていたのである。
k電気の「日頃のご愛護への感謝」のしるしであった。
タッパーをみていると「おどるポンポコリン」の歌が聞こえてきたような気がして、この話題だけで我が家には笑いが戻ってきた。
おかげでそれまでの疲れも消し飛び、普段の自分へと戻っていったことはいうまでもない。
(縁起の良い虹の出現か?)
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