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2018.12.26

囲炉裏端

 各地で雪の便りを聞くと、火が欲しくなる。
 エアコンを入れてもストーブの火などの火元があれば、一段と心も体も暖かくしてくれる。
 奥飛騨方面へ旅した時などは、囲炉裏の緩い炎だけでも感動したものだ。
 こんなとき唱歌にもあった童謡「里の秋」が呼び覚まされる。
 いつだったか横浜方面の三溪園に行く機会があったが、飛騨と同様の合掌造りの茅葺民家が保存されていて、ここの囲炉裏端に座って暖をとったときでも「里の秋」を口ずさんでいたことを記憶している。

 静かな静かな 里の秋
  お背戸に木の実の 落ちる夜は
  ああ 母さんとただ二人
  栗の実 煮てます いろりばた

 でも孫たちが遊びに来る日には、ストーブも出しておけない。
 室内を暴れまわって里の秋の雰囲気は皆無。
 年の暮から正月にはエアコンだけの日々となるのが現実で、一人で電気炬燵でも出して入っているかと思うのである。
 
Sankeen01

Sankeen02

Sankeen03
(横浜市 三溪園)



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