秋野不矩美術館にて
明治の代に生まれ、平成まで日本画を描き続けた画家秋野不矩。
その画は日本画でありながら日本の花鳥風月を描かず、インドを描き続けていた。
まるで油絵と見間違うような筆致で、パステル調の色彩で鑑賞するものにソフトな感動を与えてくれる。
作家の性格だろうか、画に対する真摯な向き方は晩年まで描き続けたその無垢とも思える心が、絵の中に見えているような気がした。
今回開催のタイトルにもあるように、まさに「あふれる生命の輝き」を放っていた。
年の初めは美術館へ行こう。
ギャラリーの空間もその建物の造形も満喫できた。
美術館での鑑賞は、我が家の正月行事に加えてもいいらしい。
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