小松楼の俤
浜名湖弁天島から西へ数キロのところに、関所で有名な新居宿がある。
大正時代に栄えた町には、今もその俤を残す芸者置屋がある。
訪れたときは、ひな祭りを前にして、かつて住んでいた子供たちの「おひなさま」が並んでいた。昭和初期のものだというが、その豪華さは当時の店の繁盛振りを映しているようだ。
建物は大正時代から昭和20年代まで開業し、現在はNPOの保存活動で維持されている。
展示されている芸者さんたちの記念写真は、賑やかだった時代を彷彿とさせ、中にはモデル写真としても、現代に通用しそうなものまで見受けられ、興味は募るばかりであった。
にほんブログ村
| 固定リンク | 0
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 笠井まつりが開かれた(2023.08.18)
- 桜の開花を前に谷汲踊を想う(2023.03.15)
- 冬紅葉の浜松城公園(2022.12.04)
- 初夏の兆し遠州森町(2022.05.26)
「写真」カテゴリの記事
- 木陰で戯れるカワセミ(2023.05.21)
- 桜駅(2023.03.30)
- おどる胞子たち(2023.01.31)
- 鯉が飛んだ(2022.12.01)
- 神の中に梅の花(2022.03.01)
コメント