野生の眼
最近はうちの玄関わきの小道を早朝通り抜けるものがいる。
常々、多分あの猫ではないかと目星をつけていたら、そのとおりであった。
一日何度通り抜けるかわからないが、先夜は同場所で格闘をしでかした。
常日頃はボーとしているようで、餌だけもらえばあとはどこへ行こうと猫次第といわんばかりおっとりしている。
だが、この時ばかりは猫も、やはり野生だと思ったものである。
先日、孫たちと市内のある公園へ行った。
雨上がりの、しかもまだ降りそうな気配を感じる園内で、ガサッという音で振り向くと草むらに猫がいる。
孫たちが近寄ろうとすると、それを否定するような目つきでじっとこちらを観察している。
普段見慣れた猫たちとは違う、圧力こそ感じる眼力に屈してしまいそうだった。
よく見れば左耳が切れている。
猫同士の戦いにおける勲章なのだろうか。
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