白い航跡
例年、 敬老会があちらこちらで行われるようになると、夏の暑さも遠のき晩夏かなと感じていた。
だが、今年は未だに、その気配なく少し動けば汗みどろになってしまう。
たまに子守となると涼しさを求めて水遊びのできる場所へ足を運んでいる。
先日も仕方なくまだ水遊びができるというので、浜名湖村櫛の公園へ。
どこの家族も考えることは同じらしく、ここだけは盛況である。
見守る若い親は一緒に遊べば涼となるが年寄りはそうもいかん。
子供と遊び自分が転んだりして怪我でもしたら、目も当てられない。
せめて日陰を選び立ち位置を決めようとするが、そんなところはわずか。
水遊びに飽いた子を連れての帰り際、大きな音に振りかえれば水上バイクがうなりながら真白な航跡を残していく。
舞い上がる水煙をながめ、やっと涼しさを満喫したような気がした。
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