小さなカメラマン
七歳になる孫がサンタにカメラをプレゼントされたとかで、自分のシャッターチャンスが奪われる羽目になってしまった。
ゆく先々で自分が気に入った被写体にカメラを構えると、孫に「お先に」と云って撮られてしまう。
撮るタイミングに割り込まれるといったほうが当たってる。
先だっても花鳥園へ行ったら同様の有様で、やっと撮れたのは彼女の足元だった。
これだけは絶対撮れないだろうと思っていたら「撮らしてやったよ」という始末。
帰宅後、彼女の撮影画像をプリントしてやると、たかがおもちゃだと思っていたのにしっかり写り、撮り方が新鮮なのもあなどれない。
サイズは2M、解像度は180ppiだ。
同じ場面でも自分が撮ったほうが陳腐でお粗末に見えてくる。
将来は写真家にでもなってくれるかなとは自分の微かな願望でもあった。
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