金色の観音さま
黄色い廃車を撮った帰りに、右方の屋根上に金色の仏像の頭が小さく覗いているのを微かに記憶していた。
それがいったい何だったのか、この日まで気になっていた。
ちょうどそっち方面へ出かけることになったので、記憶の正体を確かめてみようと足を向けた。
西鹿島駅を降りて天浜線の踏切を渡るが、見えてこない。
小路を行きつ戻りつするうちにいつの間にか国道に出た。
なんと真正面に聳え立っている金色の観音さまが虚空を睨んでいる。
記憶を証明できたのだが、しばらく眺めていると顔は天浜線方向にその先は天竜川の流域へと向いていることに気がついた。
観音さまの眼の先は住民の安寧を祈願しているようでもある。
地元ではだれもが承知していることでも、旅人には不思議を感じるものなのだろうか。
(天竜区二俣町 妙雲寺にて)
| 固定リンク | 0
« 咲いたねえ | トップページ | 花吹雪のあとさき »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- おどる胞子たち(2023.01.31)
- 初めてのお参り(2023.01.13)
- 冬紅葉の浜松城公園(2022.12.04)
- 鯉が飛んだ(2022.12.01)
- 旧鈴木家屋敷がカフェに(2022.10.24)
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 冬紅葉の浜松城公園(2022.12.04)
- 初夏の兆し遠州森町(2022.05.26)
- ガーベラ讃歌~フラワーパークにて(2022.03.19)
- フラワートレイン梅林抜けて(2022.03.07)
コメント