昆虫鑑賞へのいざない
最近、孫が昆虫に興味を持ちゴミムシ、ゾウムシ,フンゴロガシなどの小さな虫たちを発見してはファーブルの図鑑を見て楽しんでいる。
そのせいで自分までも俄かに昆虫博士のような顔をして、もっともらしく子らに説明しては優越感に浸っている。
と、ここで先日散策中に見つけた玉虫色の昆虫を検めて自分の知識に「なぜ」と問いかけてみた。
Q1 どうして今の時期に現れたのか幼虫でもなく成虫として。
Q2 成虫だが足も手もない。触角もない。
いずれも難問だ。
庭の草をむしっていたら、土の中からこがねムシが仮死状態で出てきた。
しかも色は褐色でくすんだ茶色。体は成虫だったので気になってしばらく観察していると、みるみるうちに羽の色につやが出てすぐにも飛び出してしまった。
幼虫から孵って成虫になったところで見つかったので驚いて飛び出したのか。
この例から撮ったタマムシを検討すると、羽化したばかりの成虫であったのか。
羽化して地上の空気中になじもうとしていたところ玉虫色に変化し始めた。
山中で発見した昆虫を図鑑で調べると「ヤマトタマムシ」ではないかと考えられる。
「だから何だ」と問われても「これは玉虫色のタマムシです」とムシするしかない。
これを機に昆虫への興味は尽きなくなった。
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