今年も来ました!キジバト夫婦
玄関わきにあった樹齢17年のトネリコの木は、去年とうとう葉をつけず枯れてしまった。
この日、仕方なく枝だけを取り去った。
幹のあたりに少しでも生命が残っていれば残しておこうと思っていたのだが、残念ながらそれは無理なことだった。
切り取るには何の造作もなくのこぎりで容易に片づけることができた。
無くなってみると寂しいもので、また植えようかと思ってもみたものの、トネリコの北にはヤマボウシが元気に育っているので考え直した。
ヤマボウシには例年キジバトが巣を作りヒナを育てているが、今年は未だ姿を見ていなかった。
作業を終えしばらく玄関で休んでいると、いつ飛んできていたのか、いつもの場所に巣を作りキジバトが座っている。卵を産んだのか?
去年の巣は朽ち果てる寸前だったのでそのまま放置しておいたのに、若干補修されているようである。
まずはヤマボウシの住人が木陰で子育ての真っ最中というところか。
この木は切る予定がないのにキジバトはその不安を感じたのだろう。
向かい側の電柱の上からもう一羽が囀っている。
自らの存在をアピールでもしているようにも思えた。