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2023.01.31

おどる胞子たち

 2021年春から栽培をはじめたシイタケのほだ木に、昨年の年末からシイタケが次々と生えてきた。
 まさかこんな冬に出はじめるのかといぶかしげつつ毎日観察することに。
 子供時代の好奇心に火がついた。
 立てかけておいたほだ木の表面ばかりではなく、裏側にも大小さまざなかさがニョキニョキ現れている。
 この様子に写真家の埴しゃぼん氏の写真集を思い出し、胞子が見えるのはいつか?
 すでに胞子は毎日出ていたことを知る。
 昼間に見えないのなら夜間に見るしかない。照明を当てて逆光で観察すると、白い粉が舞っている。
 そして撮れた写真がこれ。胞子たちが踊っている。
 大きく息を吹きかけると胞子が舞いあがり渦を巻く。
 カメラを据えてこの日一晩中ひとりで悦に入っていたのであった。
Odoruhoushi

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2023.01.13

初めてのお参り

 例年この日ばかりは「一年で最も寒い」と語り継がれてきた1月10日のだるま市。
 今年もコロナ対策万全にして善男善女が福を求めて笠井の観音様に集まってきた。
 名物の金だるまも参拝者の手に渡り、本堂から流れる読経の声と太鼓に包まれて露店を楽しむ人であふれている。
 1日限りのお祭りなので、その日が休日か否かで人出が変わる。
 令和5年はあいにく火曜日の平日とあって、昼間の参拝者は大人が主、その代わり学校の授業が終われば子供たちの世界へと様変わる。
 結局、終日人の出は絶えず、賑やかな縁日ともなったようである。
 本堂に参詣者が減り始めたころ、おぼつかない足取りで母親の手に引かれながら階段を上がってきた幼児。
 何が何でも一人で歩もうとするしぐさに周囲からは暖かい目線が注がれる。
 幼い「だるまさん」が転ばなかった参詣風景の良きひとこまであった。
Hajimetenoomairi01
Hajimetenoomairi
 

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2023.01.02

水難地蔵のお正月

 1年前、通りかかりの老人が切花の後始末の花ガラを手にしてこう言った。
「わしは月に1度は天竜川の土手にある地蔵の花を替えている。ここの地蔵は縁起が良く、願いを唱え拝んだ人はご利益がある。今までに宝くじで1千万円当たった人もいれば10万円はざらだ。」という。
 後日、御利益の話はともかく、その地蔵とやらを見に孫たちと行ってみた。
 天竜川の堤防の下がったところに祠があり、なるほど地蔵が数体安置されていた。花が挿されて管理されているようだ。
 地域の歴史を調べてみると天竜川沿いに2か所あり過去の水害の犠牲者を祀っているとあった。
 新年の参拝は地元で済ますのが信条の自分は、今年は少し足を延ばし、ご利益地蔵まで足を運んでみた。
 なるほど注連縄まであり、前掛けもきれいになっていた。
 やっぱり宝くじに当たった運のいい方がいるのだろうと得心した正月三が日である。 
Suinanjizo
Suinanjizo01
 

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