カテゴリー「音楽」の記事

2016.10.12

西尾舞衣子の日本の歌~こどもたちに伝えたい

 白昼の虫の音に誘われて天竜川の河畔を歩く。
 背後から赤とんぼの群れが追い抜いて行く。
 いつもの夏と秋の間の光景である。
 その度に幼き頃の原風景が浮かんでくる。
 田舎というほどではない。
 表通りに面した店屋は安普請のトタン張りの家屋にブリキ看板で目隠しのように覆い、いかにも鉄筋コンクリートや石像づくりのように見せかけた建築物が並んでいた。
 祭や十日市の縁日ともなると、参道に露店がならびアセチレンランプのにおいと綿菓子を作る甘いかおりが漂っていた。
 思い出す原風景は唱歌を伴って、懐かしさとともに悲しさ、寂しさをも連れてくる。
 今回の西尾嬢のソプラノリサイタルは「日本の歌」がテーマ、こどもに伝えるだけでなく聞き手の幼少期の回想、思い出をよび起すかもしれない。
 11月23日(水)掛川市美感ホールで開催される。

Nishio28

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2013.12.13

voyage

 このたび浜松在住のソプラノ歌手西尾舞衣子嬢のCDをゲットした。
 既にこのブログでも紹介しているが、彼女は私の知り合いのお子様だ。最近リサイタルにいけなかったので彼女の歌声を聴くことができるのを楽しみにしていたのである。
 待ちに待ったCDを手にしたとき、ふと気になったことがあった。
 このタイトルからして浜崎あゆみの「voyage」を意識していたのだろうか。
 浜崎あゆみの歌には

 シアワセニナルタメニコノタビヲユク…
 ダレモミナアイモトメテサマヨウタビビトダ…
 トモニイコウ
     

と呼びかけている。
 ご本人からは聞いていないので、このタイトルの意味するところは不明だが、今回の西尾舞衣子嬢のCD完成は自らの音楽人生への旅路となるはず。
その決意をタイトルに秘めたと思いたい。
収められた曲は全19曲
中でも「初恋」は石川啄木の歌詞を透明感あるソプラノで歌い上げ、泣きたくなるほど美しい。
そしてCDの最終曲は「My way」
力強く未来を歩もうとする決意が伝わってきた。 
 愛する歌がある  信じる道がある  私は行くだけ  すべては心の決めたままに

Cdnisio

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2013.02.28

若き音楽家村松崇継さんに期待

 今週のNHK「たっぷり静岡」に地元の若き音楽家が登場した。
 村松崇継さんだ。
 初老の自分でもうらやましい甘いマスクと、心をこめた話しっぷりがさわやかだった。
 番組では浜松市東区市野町出身と聞こえたが、地元民としてうれしい限りである。
 同じ東区の笠井町には、同世代のソプラノ歌手西尾舞衣子さんもいる。
 楽器のまち音楽のまち浜松にとって、彼らの活躍はみんなを元気にしてくれるはず。
 東日本大震災復興支援・音楽プロジェクト「魂の歌」にも参加しているという。
 さらに今公開中の映画「遺体 明日への十日間 」には音楽担当で活躍していると知った。
 いっそうのご活躍を期し、エールを送りたい。Takatugu

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2011.09.28

田園のアリア西尾麻衣子

いよいよコンサートの日(10月21日)が近づいてきた。
既に下記のとおり紹介させていただいたが、その主役の声を、今月はじめの農作業中に畑で聞くに及んだ。こんな光栄なことはめったにないことだ。
私の畑は西尾舞衣子嬢の実家のすぐ裏手にあり眼と鼻の先というべきか、そのため声はよく聞こえる。まして風向きが違っても聞こえてくるから、やはりのびのある響きなのだろう。
曲名は忘れたが初めはCDが風に乗って流れてくるのかと思った。Sobahatake01_2 
きっと家族の方がCDでも聞いているか思ったが、声はまさに重厚でしかも張りのある?のびのある?まあどっちでもいいけど、暫く鍬を持ったまま立ちすくんでしまった。
やはり自然の風に乗って流れてくる声は、音楽音痴の人間でも聞きほれてしまう。
ミレーの「晩鐘」ではないけれど、神への祈りをする農夫を自ら演じているような気になった。絵画と違うのは鐘はなくアリアであり、ちょうど畑には蕎麦が満開で、流れる歌に秋風とともに揺れている光景である。
 話はだいぶ反れてしまったがコンサートにはぜひ多くの方が足を運んでいただきたい。
最後に一句
 「ひぐらしや西尾舞衣子の歌の冴」
2011maiko_2

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2011.07.26

魅惑のソプラノ西尾舞衣子来る!

昨年は7月にウラジオストクゴーリキー劇場で開基50周年記念第九演奏会にソリストとして出演したという話しをご家族の方から聞いた。
近隣でこんな活躍をしている方がいることにびっくりしたが、おそらく見事にご活躍されたことだろうと思う。
音楽音痴の自分には、クラシック音楽はもともと興味がなかったけど、初めて生のソプラノを聴いて以来関心が出てきた。
もちろん聞いた生のソプラノは西尾舞衣子嬢。
さて、今年は来る10月に浜松で公演される。
ピアノ、ヴァイオリン、チェロのトリオとのコンサートで今から期待している。
詳しくは下記案内をご覧ください。
浜松公演日時:2011年10月21日(金)18:30~クリエート浜松2011maiko

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2008.01.24

リサイタルにブラーヴァ!

今回は,初めての体験でした。
最前列近くの席で、歌手を目の当たりにして聞くことができたなんて。
西尾舞衣子ソプラノリサイタルは大きな拍手の中盛大に開幕し、素晴らしい歌唱力に感激、寒気がするほどでした。
しかも、一曲一曲唄われるたびに観客席から「ブラボー!」「ブラバー!」?と掛け声がかかります。Nisior
歌舞伎みたい。それが何度か聞いていると微妙に掛け声が違います。
後から調べてみて知ったのですが、これは意味があったんですね。
オペラの本場イタリアではほめ言葉として① ブラーヴォ( Bravo!) ② ブラーヴィ( Bravi!) ③ ブラーヴァ( Brave!) ④ ブラーヴェ( Brave!)というそうです。
つまり、ほめる相手が単数か複数、さらに男性か女性かによってことばが変わるということなんです。
①は単数の男性に、 ②は男女混合複数に、③は単数の女性に、④は複数の女性に対してだそうです。
だから今回のソプラノ歌手に対しては「ブラーヴァ!」ということになります。
いずれにせよ、ちょっとばかりオペラの良さがわかったような気がします。
ついでに新たな知識を仕入れたりして・・・・
すばらしい体験を誘っていただいた西尾さんのおばあちゃんに「ブラーヴァ!」

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2008.01.17

西尾舞衣子ソプラノ リサイタル

とんびが鷹を生むという、たとえがあってるかどうかは知れませんが、カラスを生んでしまったのでしょうか。
週末になると車を洗うのが趣味らしいおとうさんと、
仕事が趣味というお母さんの間に生まれたすてきなお嬢さん。
家庭菜園では時々ソプラノの声が聞こえ、
近くに音楽塾があるのかそれともCDを大きく鳴らしているのかと思っていましたが
まさか、この菜園で良くお見かけする常連さんのお嬢さんが
近くソプラノ リサイタルを上演するとは。
音楽には縁のない我が家にご案内をいただいて驚いてしまいました。
当日はトスカを歌うとか、プッチーニ作曲の歌劇ですよね。
ソプラノの歌手ならだれでもう歌いたいと思うものらしい。

ソプラノ歌手ではマリア・カラスが代表的ですね。Nisio

ともかくも地元に音楽家がいるなんて、すばらしいですよね。
今からリサイタルを楽しみにしています。
関心のある方はぜひどうぞ。1月20日(日)14:00浜松市福祉交流センター

詳しくはポスターをご覧ください。

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2007.10.24

高橋真梨子コンサート

1nonuma2 「優美彩唱」一度は見たかったコンサート。妻のおかげで実現しました。

これまで、歌手も曲も知らなかったのに、ある日TVで聞く機会があり感動。

いつの間にか、虜になっていました。10月18日浜松でのコンサート、生は違いますね。

あの音域そして透き通った声。

観客に向かって、「始めてきた人!・・・・」って声をかけられたときには

恥ずかしながら小さく手を上げましたが、少数派でしたね。

次回の浜松公演は今から楽しみです。今度は自分一人でもいいかな。

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2006.06.27

30年を2時間半で~森山良子に寄せて

聴きました。魅せていただきました。でも,少し気になることが・・・・
熟年の離婚を促す歌にしか聞こえませんでしたが・・・
いいんです。夢見る乙女の心境はいくつになっても。

でも,男にとってはやっぱり不倫瀬戸際の心境の歌と思えます。
これで終わってはおちがない。ぜひ続編を期待します。
団塊の同世代として。Nikon169_047

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