カテゴリー「文化・芸術」の記事

2021.04.27

千手観音を撮る

 普段なら撮ることができない美術館の作品展示が、浜松市美術館で開催の「みほとけのキセキ遠州・三河の寺宝展」では鑑賞時に撮影が許されていた。
 公開されていたのは遠州周辺の寺院に残る仏像約50点、中でも目を見張ったのが摩訶耶寺の千手観音像で光背が外されているので背後からも観ることができた。
 それならばと仏像の造形の美しさを写真でとらえてみようと試みた。
 主催者から聞くところによると仏像の手の平には目が描かれており、この目が苦しんでいる人を見つけ手を差し伸べて救うというが、写った写真にその思いが表現されているのか御覧の仕上がりとなった。
 Senjyukannon

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2021.04.07

遠州一挙巡礼、美仏を見る

 話題に遅れてならじと浜松市美術館へ。
 先月から「みほとけのキセキ」と題した遠州・三河の寺宝展が開催されている。
 市中のサクラを見ながらの散策、PHOTOウォークである。
 子供たちも春休みのせいか、浜松城公園は人で賑わっており気持ちの良い一日となった。
 これというのも美仏たちの遠征のおかげか。

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2020.10.18

中日写真サロン展、浜松開催は明日まで

 例年どおり開催できた浜松展は、コロナ禍の情勢下にあって無事開催ができている。
 昨日、浜松市の遠鉄百貨店6階ギャラリーロゼにて観覧してきたところ、多くの来場者で賑わっていた。
 週末の土曜日で雨という天候も左右したのか、いずれにしても自らの入賞作品を見に来る方から買い物帰りのお客さんまで足を止めていた。
 毎年実施してきた当展示は今年までで、来年は中日写真展のみ開催が予定されている。
 ぜひこの機会に最後の展示を楽しんでいただければと思う。浜松からは高山中日写協会員が展示されている。
 開催最終日は明日10月19日(月)17時まで

Saron


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2020.08.13

昔の面影残る町・・・・笠井

 笠井街道はこの町を中心に栄えてきました。
 しかし、経年により町の姿は変化し昭和初期以前の面影は年々消えていきます。
 そんな時一人の地元画家の高林様が将来を憂い、今のうちに町の面影を残しておこうと平成15年町のスケッチを始めました。
 今こうして面影が残っているのもこの方のおかげです。
 ぜひ多くの皆さんに笠井の町を知っていただけたら幸いです。  開設者

Machi02

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2020.02.09

普段の街(2)    hamamatsu

 駅前にバスターミナルが整備されてから、駅東にアクトシティと呼ぶ新たな街が出現した。
 その中心をなす目玉がアクトタワーである。
 地震が来ても大丈夫な構造だと話題になった。
 周辺には楽器博物館、音楽ホールなど文化施設が目白押し。
 今では休日ともなると、何かしら音楽を楽しむ人々で賑わっている。
 浜松市が「文化不毛の地」と言われたころが懐かしい。
 あれからどれだけの時が経過しただろうか。

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2019.05.17

第70回中日写真展開催中

第70回中日写真展が15日から浜松市中区遠鉄百貨店6階ギャラリーロゼにて始まった。
中日新聞、中日写真協会が主催した写真展は2500点以上の応募の中から選ばれた作品190点が展示されている。
、市内からは2名が入選している。
会期は5月20日まで。
年に一度の写真展なので、写真愛好家の皆さんにはぜひこの機会にご覧いただければ幸いである。

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2018.11.04

美しさは丹精の証し

 今年の台風は、地域に停電と断水、家屋の損壊をもたらした。
 キクづくりが趣味の友人は、台風の襲来に備え新築したばかりの栽培場に避難させたものの、栽培場そのものが破壊され菊はその下敷きになり、秋の菊花展への出品が困難になってしまった。
 友人の嘆きは云うまでもない。
 しかも、この時期の菊の生育は、蕾を着け開花を待つばかりの状態で
「菊は一手かければ一に咲き、千手かければ千に咲き、万手かければ万に咲く花だ」
と菊づくりの先輩が云っていたが、まさに1年の丹精が実を結ぼうとするときであった。
 それでも多くの難を逃れてきた作る側にとっては、運がよかったと安堵の胸を撫で下ろしていたが、鑑賞する側となったときには、きっと作り手の努力を汲むことになろう。
 これから各地で開かれる菊花展ではそんな思いを胸に、存分に花を観賞し楽しんでみたいと思う。
 菊の美しさは単にきれいと思うだけではなく、作り手の丹精の証しでもあることを知るだろう。
 既に県内では、11月に入り目白押しでだ。
 浜北菊花展も伝統を受け継いで開催中である。
 会期は11月11日(日)まで
 会場  JA浜北営農緑化木センター内(浜北区新原)
 
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2018.10.28

秋の入日

 秋の夕暮れはどこで眺めても美しく、郷愁をそそるものがある。
 とりわけ感動を覚えるのは名所旧跡でのながめである。
 だからといって、何も遠くへ出かけなくても、自分の身の回りを見渡せば時間の経過とともに場面は変化していくものだ。
 夕暮れに限らず、一定の場所で一定の時間撮影する定点観測法もある。
 風景写真の撮影では、朝から夜まで気に入った被写体になるまで、あるいは被写体に辿りつくまで三脚を立てて待ち続けることもあった。
 近くであらば、何度も足を運び、感動の1枚を狙うこともある。
 年齢とともに最近では定点観測法の撮影はしなくなった。
 かわりに自らが歩いて被写体を探したり、偶然の出会いを期待している。
 だが、写真を趣味として日々前向きに美しい被写体を探し求めているなら、心の持ちようで身近な夕暮れもまた一興に変わっていくはずである。
 撮った写真は、たまたま夕暮れの時合いに眼に入ったもので、美しさを感じた一瞬であった。
 
Akinoirihi



 

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2018.07.28

たかがひょうたんされど

 孫たちが来ると、遊び相手にするのは決まってビーチボールほどの大きさのひょうたんだ。
 サッカーのように蹴ったり、サンドバックのように叩いてみたり、ひょうたんにとっては災難の日である。
 このひょうたんは興味本位で育てたもので、いまだに加工方法が決まらずすっぴんのまま廊下に置かれている。

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 そんなこんなの理由を持って、地元で展示会があるというので足を運んでみた。
 会場は細江町気賀の関所に隣接した奥浜名湖田園空間博物館、8月6日まで開催中とある。
 「ひょうたん展」は100点ほどの大小さまざまなひょうたんに彩色や和紙を張ったものなどさまざまな技法を駆使して完成させている。「引佐ひょうたん愛好会」の会員4人が制作したという。
 「たかがひょうたんされどひょうたん」見事な出来栄えに一瞬息をのんでしまった。
 会員の方から制作方法を指南してくれたが、出来るかどうかはともかく少し前向きにやるきになった。
 我が家のひょうたんたちが、やがては静かな余生を暮らせるようにしてあげたいとの親心でもある。

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2018.07.18

大念仏、街道を来る

 7月15日地元の盆供養会があり、笠井街道の中心にある福来寺境内(笠井観音)には、その夜「遠州の大念仏」がやってくる。
 最近では年中行事となったが、かつて地域の大念仏の組が多数集結して、まさに大念仏の競演であった事を思い出す。
 今年も笠井新田巴組が境内を所狭しと踊る。
  中に高校生がひとり演じており、若き後継者として観衆から拍手が送られていた。

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