遠く富士山を望む

 山頂を踏めば目的の板取山に向かいます。
 足下に注意しながら進むうち,下り稜線で南面にホーキ薙と呼ばれるガレ場に出ます。
 すると突然右手方向に富士山の雄姿が現れます。
 撮影の好ポイントです。気をよくして再び歩き始めます。

 道はアップダウンが続き樹齢300年と言われるブナの林を過ぎると、まもなく1,513mの頂上です。
 頂上は目の前に前黒法師岳が存在感を魅せ、その右奥に南アルプスが一望できます。
 すべてを忘れる一瞬です。

 さらに天水(1,521m)まで目指そうと思ったのですが踏み痕はここまで。
 しばらく,稜線を歩き雪を踏み分け下ったものの、左にガレ場が現れ道筋がわからず今回は断念しました。