信州伊那谷「大平宿」江戸から昭和へ残った宿~大平街道を行く
撮影場所:
訪れた日は梅雨明けの夏真っ盛りの暑い日。 妻籠宿の撮影帰りに国道の表示を見てふらりと立ち寄ることにした。 車で木曽峠・県民の森をぬけ途中ブナや檜の原生林を左右に望みながら、およそ10㎞程度で目的地に着いた。宿場付近は時折ウグイスのさえずりが響いているぐらいで静寂の中である。看板も土産物屋もない。 日差しはきつく土塀の白さがまばゆいくらいだが、樹林の緑が助けてくれている。まるでタイムスリップしてしまった光景が広がっていた。